こんにちは、Sho and Jeric Salonの店長の工藤です。
先月に、骨格を考えるカット2をお伝えしたので、その続きです。
髪質と毛量について、何を考えてカットしているのかお話ししたいと思います。
カットの失敗で一番多いのが「梳きすぎ」「セニングのしすぎ」で、髪がペラペラに薄くなってしまっている状態です。
以下の写真のように、カットラインを考えずに、量が多いからといって「梳き切った」ように、内側に短い毛が固まってあります。
髪質が、少しでもクセ毛だったりすると、短い毛は浮いてボリュームになってしまうので、
梳いて量が減ったはずなのに、クセ毛のボリュームで膨らんで、もっとまとまらない事になります。
純直毛なのか、多少のクセがあるのか、クセのタイプも、ボワーっと膨らむ程度か、ウネリがあるのか、捻れたような縮れ毛なのか
毛穴からも、立ち上がって生えているのか、寝て生えているのかによって、セニングの量や、セニングを入れる深さが変わってきます。
このような写真のように、カットラインを壊してしまうくらい、まるで目を閉じながらスキバサミを入れたようなカットでは、スタイルは長持ちもしないですし、日々のお手入れは大変になってしまいます。
正しく、誤魔化さないで、きちんとしたカットラインを作り、本当に必要な部分だけセニングをして量を調整すると、長持ちするし日々のお手入れも楽になります。
10年間、カットについて真剣に研究した技術を、是非ともお試し下さい!
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