「白髪染め」考え方は色々

ここ数年、白髪ぼかしブームが来ていて、SNSの効果もあって、白髪染めの考え方が多種多様になってきました。

白髪は抜いていいのか?

白髪を見つけたときに、数本の白髪を抜いたり切り取ったりする人もいると思います。 少量なら大丈夫かもしれませんが、繰り返し使うと短くなったり、細くなったり、薄毛の原因なったりします。

白髪を抜き続けると、ウネリがでて短いチリチリな白髪になって表面に出てきたりするので、抜くのはオススメしません。

白髪をしっかり染める場合

最近の白髪ぼかしは、白髪をしっかり染めないというコンセプトからきています。

昔ながらの白髪染めは、きっちり白髪をしっかり染めて、特に根本の毛穴もしっかりカラー剤を塗布して染めていくのが主流でした。

ただ、白髪が多くなると、染めてから2週間も経過したら、やはり生え際や分け目が目立ってしまうので、いつもカラーをしなくてはならないので、面倒になってきます。

白髪ぼかしの考え方

黒と白では、コントラスト(明暗の差)が大きくて、どうしても白が目立ってしまいます。

白髪も、薄い茶色の中に混じると、あまり明暗の差が縮まるので、目立たなくなりますね。

そのコントラスト効果を利用して、髪の表面にハイライトをいれていきます。

丁寧に一束一束をフォイルに包んでブリーチをしたりライトナーを使用したり、白に近い明るい茶色に染まる毛束を作って行きます。

以下の写真は、手で乾かしただけの自然な状態です。ブラシもアイロンも使用していません。

浮いて出てくる白髪も良しという考え方で、表面にハイライトを入れて

次に伸びてくる①白髪→②ハイライトの明るい茶色→③ベースとなるブラウン

この3つのカラーのコントラストで馴染ませると、白髪が目立たなくなるという考え方。

デメリットは

ブリーチ剤を使用するとダメージが激しい。染める時はケアブリーチを使って、ツルツルなハイライトになるのですが、トリートメント成分が抜けると、やはりパサパサになります。なので、これから伸ばそうとする方にはオススメしません。ロングの方にもオススメしないです。

③のベースとなるブラウンを、濃い色に染めてしまうと、やはり次に伸びてくる白髪は白髪なので、そこで白とダークなブラウンとのコントラストがくっきり出てきて、早く根本リタッチしたくなりますね。

ブリーチを使わない白髪ぼかし

そこでオススメなのは、ブリーチ剤を使わない白髪ぼかし

以下のお客様は、前の方は50%以上白髪があり、全体30%白髪です。

ベースは7レベルのベージュに、ハイライト部分は12レベルのベージュを表面に入れています。

こうすることで、ブリーチを使用しなくても良く、コントラストの差も緩和されて

明るい白髪染め(白髪ぼかし)をすることができます。

ご予約はこちらのアプリから

https://b-merit.jp/sp/app/?shop=shoandjeric

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